
■研修概要
不適切な保育は、特別な人や特別な環境だけで起こるものではありません。
日々の忙しさや職員間の価値観のズレ、対話不足など、
現場に潜む「見えにくいリスク」が重なることで発生します。
本研修では、
不適切保育の背景にある構造やリスクを整理しながら、
未然防止から発生時の初動対応までを体系的に学ぶことを目的としています。
制度やマニュアルの再確認にとどまらず、
現場で「その時どう考え、どう行動するか」という
実務に直結する判断の軸を身につけるためのeラーニング研修です。
■このような方・園におすすめです
- 保育園・認定こども園・幼稚園
- 保育者をはじめそこで働くすべての職員の方
- 役職・経験年数は問わず、看護師、栄養士など専門職の方も含む
- 園の運営や職員間の関係性に課題を感じている
- 不適切保育を「個人の問題」にせず、園全体で防ぎたい
- 子ども主体の保育を、より実践的なものに高めたい
- 園の規模に関係なく、保育の質向上に取り組みたい園
■研修の雰囲気を動画でご確認いただけます
本研修の一部を、デモ動画としてご視聴いただけます(視聴無料)。
eラーニングの進み方や語り口、受講時の雰囲気を、事前にご確認いただくための動画です。
文章だけでは伝わりにくい
「どのようなトーンで進むのか」
「現場目線での説明かどうか」
といった点を、実際の動画を通してご覧ください。
▶ 不適切保育防止 eラーニング|デモ動画を視聴する
■研修商品の特徴と価値
▶ 現場の課題を網羅した「体系的13チャプター」
不適切保育の要因から初動対応、職員の役割や組織づくりまで、
現場で必要とされる視点と行動を13のチャプターで網羅的に整理しています。
断片的な知識ではなく、全体像を理解することで判断力の底上げにつながります。
▶ 忙しい職員でも学びやすい短時間設計
各コンテンツは5〜10分程度の短時間構成。
業務の合間やすき間時間を活用し、無理なく受講できます。
繰り返し視聴することで、学びの定着にもつながります。
▶ すべての職種が共通理解を持てる内容
園長・主任・中堅・新人はもちろん、
調理員・看護師・用務員など、子どもに関わるすべての職員が対象です。
立場の違いを超えて、園全体で共通の判断基準を持つことを重視しています。
▶ 受講後すぐに活用できる園内研修用ツール付き
ワークシートや進行台本などの特典ツールを提供。
受講後の振り返りや園内研修にもスムーズに活用できます。
■講師紹介

講師 吉野 悟
株式会社コドケン 代表取締役
東京都庁で約20年間、児童相談所および本庁にて児童虐待対策に従事。施設内虐待対応の責任者として実務を担当した後、2023年に株式会社コドケンを創業。
現在は自治体と連携し、不適切保育対策や実地調査・指導を行っている。当事者を責めるのではなく、環境や組織構造を見直す再発防止を重視し、「子どもの支援者に敬意とエールを」を理念に研修を実施。
講演・研修実績40回以上、受講者延べ1,500人(2026年2月末現在)
■研修チャプターリスト
本研修は、以下の13チャプターで構成されています(各5〜10分前後)。
※ 総視聴時間:約105分
Chapter 1
不適切保育を理解する
(8分)
不適切保育とは何かを理解し、子どもの権利を脅かす行為の具体例や判断のポイントを学びます。
園全体で共通認識を持ち、日常の中でその芽に気づく意識づけの重要性を確認します。
Chapter 2
人権意識の問題
(9分)
不適切保育の背景にある人権意識の課題に向き合い、
保育者自身が価値観を見直し、学び続ける姿勢の重要性と、
職場で取り組める3つの実践策を学びます。
Chapter 3
保育環境の問題
(11分)
重篤な虐待事案を防ぐために、保育環境の整備が重要であることを学びます。
事例を通して、複数人体制・死角の排除・子どもの権利教育の必要性を理解します。
Chapter 4
発生時の初動対応
(9分)
不適切保育が発生した際の初動対応について学びます。
子ども・職員への聞き取りや区との連携など、冷静かつ適切な対応のポイントを整理します。
Chapter 5
職員による虐待が疑われる場合の通報
(9分)
不適切保育の通報・相談窓口の仕組みと活用方法を学びます。
匿名相談や園内報告との使い分けを知り、子どもと職員を守る行動の選択肢を広げます。
Chapter 6
施設長としての心得
(8分)
施設長の姿勢や対話が保育の質に与える影響を学びます。
対話を通じて職員の安心感を育み、
問題を隠さず透明性をもって乗り越えるリーダーシップの在り方を考えます。
Chapter 7
中堅職員としての心得
(7分)
中堅職員が職場に“声があがる文化”を育てる存在であることを学びます。
相談を引き出す態度・応答・気づきの姿勢が鍵となります。
Chapter 8
新人職員としての心得
(7分)
新人職員が持つ“気づく力”と“声にする勇気”の大切さを学びます。
違和感を伝える行動が、子どもと職場の安全・安心を育む第一歩につながります。
Chapter 9
成長のためのマインドセット
(6分)
保育者自身が「成長のためのマインドセット」を持つことの重要性を事例から学びます。
時代に合った人権感覚を身につけ、不適切保育を防ぐための意識改革を考察します。
Chapter 10
保育者のケア
(7分)
保育者のケアの重要性を事例から学びます。
職員同士が支え合う組織づくりが、不適切保育の予防につながることを考察します。
Chapter 11
子どもが権利の主体であることを理解する
(7分)
事例を通して「子どもが権利の主体である」とはどういうことかを学びます。
子どもを対等な存在として尊重する保育者の姿勢の大切さを考察します。
Chapter 12
子どもの意向を尊重した保育の実践
(10分)
子どもの意向を尊重した保育の実践を学びます。
実際の事例を通して、子どもの声や非言語的サインを受け止める姿勢と、
そのための具体的な工夫を考察します。
Chapter 13
指摘し合える職場風土づくり
(8分)
不適切保育に気づいた際に指摘し合える職場風土づくりの重要性と、
そのための具体的な3つの取組を学びます。
■研修コース
| コンテンツ | タイトル | コンプリート | スタンダード | ビギナー | ライト | カスタマイズ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Chapter 1 | 不適切保育を理解する | ● | ● | ● | ● | ※ |
| Chapter 2 | 人権意識の問題 | ● | ● | ● | ※ | |
| Chapter 3 | 保育環境の問題 | ● | ● | ● | ※ | |
| Chapter 4 | 発生時の初動対応 | ● | ※ | |||
| Chapter 5 | 職員による虐待が疑われる場合の通報 | ● | ● | ● | ● | ※ |
| Chapter 6 | 施設長としての心得 | ● | ※ | |||
| Chapter 7 | 中堅職員としての心得 | ● | ● | ※ | ||
| Chapter 8 | 新人職員としての心得 | ● | ● | ※ | ||
| Chapter 9 | 成長のためのマインドセット | ● | ● | ● | ● | ※ |
| Chapter 10 | 保育者のケア | ● | ● | ● | ● | ※ |
| Chapter 11 | 子どもが権利の主体であることを理解する | ● | ● | ● | ● | ※ |
| Chapter 12 | 子どもの意向を尊重した保育の実践 | ● | ● | ● | ● | ※ |
| Chapter 13 | 指摘し合える職場風土づくり | ● | ● | ※ | ||
| 総コンテンツ数 | 13 | 10 | 9 | 6 | ※ | |
| 総視聴時間 | 105分 | 80分 | 64分 | 46分 | ※ | |
| 1アカウント 販売価格 | 2,200円 | 1,900円 | 1,800円 | 1,500円 | 別途お見積り |
■お客さまの声

ちいさなおうち保育園(東京都)
園長 小椋 彰子 様
不適切保育を“共通言語”にする最適な構成
内容は事例を中心に構成されており、自身の立場に置き換えながら考えることができたため、理解がより一層深まりました。園内研修としても活用しやすい、非常に実践的な内容であると感じます。
また、チャプター7では中堅職員向け、チャプター8では新任職員向けに、同一のテーマをそれぞれの立場に応じて学べる構成となっており、その時期ごとに求められる視点や役割について改めて考える良い機会になると感じました。

みんなのおうち保育園(東京都)
園長 冨澤 里美 様
変わり続ける時代に対応する保育の学び直し
立場ごとの心得や未然防止の視点を整理して学べる構成となっており、分かりやすい内容でした。
保育士以外の専門職や非正規職員などの子どもに関わるすべての職員が共通理解を持てる機会は意義深いと感じます。
また、園内研修では考え方の違いに悩む場面も多いため、判断の指標となる基本的な考えを揃えるツールとして活用しやすいと感じました。
人権擁護や虐待防止、子ども主体といった視点は時代とともに変化しており、経験年数の長い職員ほど学び続ける姿勢が重要だと感じました。自分自身の関わり方も見直していきたいと思います。
■料金体系
本研修は、研修ごとに価格が異なるのではなく、
コドケンのeラーニング共通の料金体系に基づいて提供しています。
受講人数や視聴期間に応じたシンプルな仕組みとなっており、
園・施設の規模や研修の目的に合わせて、無理なく導入いただけます。
料金の考え方やボリュームディスカウントの詳細については、
以下のページをご確認ください。
■研修の申し込み・お問い合わせ
研修の導入方法やコース選択、料金の詳細についてのご相談を承っています。
検討段階でのご相談でも問題ありません。
